昨年ギャラリーαMで観て大変印象的だった宮永亮氏の映像インスタレーション。そう、私が勝手に奥村大賞映像部門に選んだ作品。。。(ホント迷惑だよな~こんな賞作家にとって、、、)もう一度観たいと思っていたところそちらが本来の映像作品として展示される個展が
京都のKodama Galleryで始まりました。
ギャラリー1Fにダイナミックにそして大層カッコ良く展示された作品「arc」スクリーンの前に立った途端、瞬時に捉えられしまう感じ。大空間、大画面で観ると東京で観た時以上にグイグイ心に迫ってきて、ザワザワ感動してしまいます。(擬音多すぎ。)2Fには最新作がこれまた心憎いばかりにセンス良く展示されておりこの角度から思わずパチリ!
最新作「scales」ではスウェーデンの各地、「arc」では震災前・後の東北などの風景を含めた様々な映像が重なり合っているのだそう。大昔に観た不思議な映画の数々。タイトルは思い出せなくても断片的にそれらのシーンを思い出していると、ご一緒していたMizuhoOshiroGalleryの大城さんが「なんだか夢の中にいるみたい。。。」とつぶやきました。「ん~~~!それわかる~~~!」
映像作品に苦手意識のある方は結構多いみたいですが(かつて私もそうだった)この展覧会は超お勧めですので是非に!!映像を観ながら何を思い、どんな記憶が蘇ってくるのか、それを味わうのは大変興味深い体験です。
でもちょっと場所というか建物わかり難いです。シャッター閉まってる小さな町工場みたいなのがギャラリー。お隣のタコ焼き屋さんやらなんやらの超多角経営的?な建物が目印ですので探してみてくださいね、フフフ。