このところアート関係者の間でなにかと話題になることの多かった京都のアートイベント
「超京都」 京都市指定有形文化財である杉本家を舞台に現代アートが展示されるこのイベントのプレビューに相方柏井と昨日行ってきました。
建物、そしてお庭は当然のことながら素晴らしく、こちらを見せていただくだけでも十分に見応えがあるというのに、それに加えてお部屋ごとに各ギャラリーの熱の入った展示が繰り広げられています。古い家屋の中で楽しむ現代アートもまた乙なもの。京都ならではの趣向といえるでしょう。中の写真はNGとは思っていたのですが、建物外部も撮影は禁止とのこと。。。一枚も写真をご紹介できず残念です。
プレビューの日とあり中ではいろんな方に遭遇!ワンピース倶楽部代表の
石鍋博子氏も東京からいらしていて「お久しぶり!」のご挨拶。相変わらず着物姿の美しいこと!
さて相方柏井との待ち合わせまでにいくつか展覧会巡り。まずはタカ・イシイギャラリーで開催されている「Akihisa HirataXSHIMURABROS.」こちらは建築家平田晃久氏と映像作家のの兄弟ユニットであるSHIMURABROSとのコラボ展。まずは写真を・・・
平田氏による照明器具。これは作品というより本当にインテリア空間に提案したくなります。あまりにカッコよくて見とれてしまいながらしばらく回りをくるくる。。。
圧巻だったこの作品、タイトルは「6/1」 6つの円を半円ごとにずらして組み合わせることで、6回自分自身をくぐっている輪をつくっているのだそう。それをスクリーンとしてSHIMURABROS.の映像がところどころに映し出されます。
内部に入ると不思議な心地よさに包まれます。そしてこの美しくもシャープなフォルムの箱の中に映し出される映像作品。
台の上に上がって中を覘きこむと不思議ワールドが!!!
研ぎ澄まされた感性と知性を溢れるほど備えた3人が、綿密で計算されつくされたこのコラボ展覧会を創りあげていくまでの過程をちょっと覘きたくなる、そんな展覧会でした。