ブログを始めてからいろんな所でで自宅の家具について聞かれることが多くなりました。まずはソファ。これはすでに廃番になっているB&Bのもの。10年以上経っても座り心地は変わらずやっぱりいいな~~と思います。それぞれのクッション部分は時折左右を入れ替えて均等になるよう心がけています。ベッドのマットレスも然り、そうそう車のタイヤのローテーションと同じことですよね。
そしてダイニングテーブルとイスはカッシーナで扱っているフィリップ・ユーレルデザインのもの。
他にもローボードはドレクセル、ペンダントはフィリップ・スタルク、京都の天平堂で購入した小さなテーブルと、ここに挙げていくとバラバラで信じられない組み合わせなんですが、皆仲良く喧嘩せず共存してます。お洋服同様ミックスブランド主義かつブランドがわかるものはあまり好みではない私にとってお気に入りの品々で構成された空間はとても居心地がいいのです。でも選び方のセオリーはきちんとあります。
ドレクセルの中で一番シンプルなシリーズ+B&Bらしからぬ優しいデザイン+カッシーナ扱いと思えない甘いデザイン・・・つまり各メーカーの端っこ同志、そんな基準で選んでいくと世界が自然に一体化してくるから不思議です。そしてなによりそれぞれの家具がどこで購入したかわからない国籍不明な感じになるところも私としては狙い通り!
それとやっぱり家具は間に合わせで購入してはぜったいいけないと思います。もちろん若くてお金に余裕がないとか、気にいるものが見つからない場合もあるでしょう。けれどそれならどこかで余っているダイニングをもらってきてクロスを掛けて使うとか、間に合わせで安いものを購入しなくても方法はいくらでもあります。実際私はそんな風にして本当に欲しいものが見つかるまで家具は購入しませんでした。今でさえ
廃棄物を利用しているくらいですもの。(笑)
長い時間をかけて自分の気に入る家具を吟味して選んでいけば家具メーカーが違っても違和感はないし、かえって空間に厚みが生まれます。そして各アイテムの「接着剤」としてのアート!これが重要なんです!アートが投入されることにより空間が落ち着いて一段格も上がります。これは家具と違い、たとえ若手作家のお値段のあまりしない作品であったとしてもそうなんです。。。それ故トライし易い!是非お試しを!