一昨日お客様の作品の額装打ち合わせのため芦屋の
向井さんのアトリエを訪問。私は彼女のアトリエ名を言いにくいから勝手に「アンカル」と略しています。この日も作品のイメージと飾る場所が床の間という話から2人で迷うことなくあっと言う間に「これしかない!!」と決定!ぜったい素敵に仕上がる予感・・・
さてその後話はエンドレス。。。なんと気付けば3時間近く経過!彼女はとても好奇心旺盛で勉強熱心、そして仕事柄いろんな個展やイベントに足を運んでいます。私たちはお互いのブログをチェックして自分の漏れている情報を収集しあってるのです。そして好きなものや興味のある対象が一致することも多々あり「その本大好きで読んだ」とか「その作家さんの器持ってる」とか「あの展覧会すごいよかった」とか、うんと年下の彼女とやりとりしています。私のどんな話もナ~イスキャッチしてボールがズバッと返ってくる感じ!!!
そのあたりの話でこの日も大盛り上がり!ちょうど私が少し前に取り上げていた作家、勝本みつる氏の大ファンである彼女が作品集も持っているなんて話やら、同じく紹介していた今村遼佑氏の神戸での個展の案内がタイムリーにも彼女に届きびっくりしたとか、もう止まらない~~!
彼女はいつも感性を磨く努力を惜しむことがありません。そんな向井さんの創り出す額装は本当に素晴らしい!の一言。是非多くの方に方に見ていただきたいとといつも思っています。芦屋のアトリエでは額装教室も随時行われておりお勧めです!内装もかなりこだわっていて訪れるだけでもパリな気分になれますよ(笑)
さて昨日物置をかたずけてたら、むか~~しに買ったゴダール映画の一場面が集まったデザインのポスターが出てきました。端のところはよれよれになってましたが、ちょうどいい感じ!と仕事部屋の作業机の横に貼りつけました。
そして昨晩向井さんのブログを見てたらちょうどゴダールとエリック・ロメールの昔のオムニバス映画を見に行った話を更新していて、もうその偶然にサブサブ~~になってしまいました!!
前にも話しましたがブログでは自分の好きな本については語ることは恥ずかしくてできません。自分の内面を公開しているような気がするからです。同じ理由で映画と音楽も微妙にNG・・・というかいずれも話し出すと止まらなくなりそうで。。。
今日は映画の話が出たので仕事絡みで少しだけ。私が若いころに見たウッディ・アレン監督の「インテリア」とエリック・ロメール監督の「満月の夜」はいずれもインテリアに関する仕事を一生続けていきたいと思ったきっかけのような映画です。
「インテリア」は人の深層心理とインテリアをかけたような話なんですが、コーディネーターのキャリアを重ねるほどにその意味がわかってきたというか・・・まあヘビーな内容の映画ではあるんですけど。「満月の夜」は話の内容に直接影響を受けたというより映画にでてくるお部屋の雰囲気や間接照明の素敵さに魅了されてしまった作品。でもどちらもマニアックな映画だからあんまりご覧になっている方がおられると思えないんですけど。かなり以前の作品だし。。。思えば若い頃からなんか変だったよな~~私。。。
あれ!今日額装の話から始まってましたよね!?