ARTOSAKAの最終日はお客様をご案内のため終日会場に。その間久しぶりに会う方々、作家さん達と濃厚&充実の立ち話。それ以外にもいつもイベントに来て頂く方にお目にかかったり、お客様達に出会ったり、、、「奥村さんのイチオシはどれですか?」や「悩んでるけど一緒に見てほしい」の声にブース間を走り回り「買っちゃいましょう~!」「決めちゃいましょう~!」と愛をこめて背中をドン!と押して回り、、、なんとこの日20点近い作品がお嫁入りすることに。どの作品も素敵なお客様のところに嫁いでいきました。
こんなバタバタな感じだったためデジカメを取り出す暇も無く、残せたのは今回イチオシだったポーワング作品とその他数枚の写真だけ。これはベッドの中を覗き込む体験型アート。
ベビー誕生の記念ピースを探し続けているキュートな麻酔科医麻ちゃんセンセイにこの作品を勧めてみよう。。。
キュ~~ン!キュ~~~ン!の、この子は最終日売れてしまってましたの。
以上大大だ~い好きなポーワング作品でした。
その他とても印象的だったのがギャラリーほそかわさんに出展されていた西山裕希子氏の作品。(ツアーの様子を紹介したところでちらりと作品をご紹介しています。)どの作品にも知性と品性を感じられ、とても心に響きました。これからその作品の行方をずっと追っていきたいと思うアーティストが私の中で1人増えた感じ。。。
それと、Yoshimi Artsの柿沼瑞輝氏の作品も良かったな~(奇跡的に写真に残せた。)
7月15日まで個展が開催されているらしいので行かなくちゃ!
このショットはプレ日に廊下で出会った. esのsaraさんがリハーサル兼ねて特別にショートバージョンを私たちのために演奏してくれた様子。藤本由紀夫氏のオルゴールが内蔵されたギターでのアコースティックバージョンの演奏を堪能しました。ありがとうございました~!
とまあ、今年も濃ゆ~いARTOSAKAでした。感動したことの一つは初めて現代アートに触れたご夫妻のご主人さまが「楽しいね~これは実に楽しい」と何度も口にしてらしたこと。やっぱり最初は楽しくなきゃ、と思います。楽しくて幸せな気持ちになって、その想いをずっと保つために所有して家に飾る。そして現代アートのオーナーになることでもっといろんなタイプの作品を観に展覧会やギャラリーに足を運ぶようになる。そのような段階を経ていくと、多少難解な作品でも「これもアリだよね」と心に余裕を持って鑑賞できるのです。そんな人が増えてくれば、アート業界はもっともっと盛り上がると思います。美術館だっていっぱ~い観客が増えるはず!
中之島一帯を文化拠点にする「ミュージアムアイランド構想」の特別参与が佐藤可士和氏に委嘱されたのだとか。”一般人対象枠”で私も混ぜてくんないかな~(笑)良いこと言うんだけどな~(笑)大阪府市都市魅力戦略会議とやらは先着10名までは一般人の公聴も許されているらしく、毎日チェックしてるんだけど6月25日以降会議がないんですよね。朝の5時から並ぶ覚悟をしてるに。。。
つまりですね、、、私が言いたいのはミュージアムアイランドを作っていくにあたって、それを楽しみに訪れる人口をそれまでに増やさなきゃってことなんです。なのでもっと街全体を巻き込んだアートフェアが開催されアートファンを増やししっかりしたベースを作ることがすごく重要!そこから繋がっていけば真の”ミュージアムアイランド”が構築できるんじゃないかと。要は人なんです!!!
”中之島は日本のパリ”と言い続けて早10年、中之島で是非アートフェア開催してほしい!この駄ブログどなたが目にするかわからないのでここで言い続けることにします。ははは。