パズルの最後のピースのようにアートが空間に入り完璧になった時、そしてなによりお客様がそれに感激してくださった時、、、私はこの仕事を思いついて本当に良かったと心から思います。昨日もそんな一日でした。
今回は少し前にギャラリーテラシタで観て以来、絶対に関西に連れてこようと思っていた平体文枝氏作品、そして2日前にご紹介した渡辺信子氏作品の納品でした。どれも素晴らしい作品でセッティング前からワクワク!アートプランさせて頂いたのは私がアートの仕事を始めてからずっと応援してくれている友人コーディネーターが担当したそれは素敵なお宅です。出迎えてくださったのは素敵な奥様と可愛い~い僕!!
スタイリッシュにまとめられたモダンなリビング。アートが入ると更に空間に厚みが増します。
小さく僕が写り込んでますが、あまりに可愛かったので奥様の許可を得てこの写真を使わせて頂くことにしました。あ~それにしてもこの作品はこちらのお部屋にぴったり!
ダイニングにも同じく平体作品。クールな印象の家具やペンダントライトが存在する中、温かい作品が入ることで生まれる躍動感。お引っ越しなさったばかりでこれからグリーンを探されるそうですが、もし緑が入ればまたまた素敵になることでしょう。
ここに掛けた作品のタイトルは「四つの願い」 4人家族のこちらの食卓でこの作品は皆を温かく見守っていくのかな~なんてほのぼのした想像をしてしまいました。
奥様が「本当にぴったり!とても素敵!」と何度も仰ってくださり、嬉しくてなんだか涙が出るくらい感動してしまいました。正直生活にアートが必ず必要か?と言われれば無くても生きていくことは可能なのでしょう。けれど一度「アートのある暮らし」を始めるともうアート無の生活には戻ることはできない、そんな気がします。
さて渡辺作品は玄関ホールに設置。ゲストを出迎えるとても重要な場所です。さらに階段からもちょうどいい感じで目に飛び込んできます。
私がずっと作品の写真を撮っていたのでこちらのS君も同じようにパチパチ。こんな可愛いショットを納めてしまいました。題して「渡辺信子作品を激写するS君」
いつも思うことなのですが良い作品は自らの行き場を選んでいるような感じがします。素敵なご家族のところにお嫁に行った作品たちを見る度にそれは確信に変わるのです。