今年の1月に開催された取り壊されてしまうフランス大使館を舞台にしたアートイベント「NO MAN’S LAND」その
レポートブログの中でもご紹介したイラン人アーティスト、サラ・ドラタバディの名前をnichido contemporary artでのグループ展の中に見つけ足を運びました。
1月に観たのはメッセージが壁に書き込まれた白く静かなインスタレーション。今回観たのは平面作品で全く違うイメージの作品でしたが、気になっているアーティストってギャラリーに入って名前を見なくてもすぐにわかるもんですね。。。
青い巨大な立体作品がこの平面作品のモチーフとなっているそう。ところでこのブルーの色って皆さん何を想像しますか?
これはブルーシートの色なんです。作家が日本にやってきたときに感じた孤独感、疎外感を公園で暮らすホームレスの人々のそれと重ね合わせてイメージしたブルー。鮮やかで迫力のある作品ですがなぜかもの悲しく感じたのは根底にそんな作家の思いがあるからかもしれません。。。