少し前にアートコーディネートをさせて頂いた物件の和室床の間。床の間といっても最近では現代風にデザインされているのがほとんどです。もちろん格式のある床の間に立派なお軸というのも大変心惹かれますが・・
この時に提案したのは藤井保氏の写真作品。一羽の鳥が空高く飛んでいる様子をとらえたもの、それは美しい一瞬です。床の間に写真というイメージは皆さんあまり持っておられないようですが、作品によってはぴったりと納まります。
さてこの床の間の「受け」にあるのが松崎裕子氏の盆栽オブジェ。盆栽は今とてもブームで私自身、その小さな世界にとても魅力を感じていますが、手入れのことを考えるとなかなか手元におくことはできません。
松崎氏の手がける盆栽オブジェは現代の和室空間はもちろんのこと、リビングやダイニングでモダンな家具に合わせても大変素敵です。写真作品や現代アートともいい化学反応?がおきるといった感じでワンランク上のコーディネートが楽しめます。(もちろんお手入れもいりません・・・笑)
彼女の作品は前回のパリの「メゾンエオブジェ」で、あるファブリックメーカーの展示スペースに設置され大変好評だったそうです。秋のキャンドルナイトにも少し作品を貸していただいて皆さんにご紹介したいと考えています。どうぞお楽しみに。。。